短い雑記

名乗るほどのものではないオッサンの短い雑記です。含蓄のある事、書けと言えば書けますよ。生存確認用ブログです。

道庁赤レンガ

午前10時頃までは、札幌に行くつもりはなかったのだが、「チョット行ってくるか〜」ということになった。それにはいろいろ理由はあってのことだが省略。

とりあえず昼飯。

利久で牛タン食べようかと思ったが、先月行ったので、赤クマ食堂に行く。数年ぶりの訪問で思い出したのは、エビフライにいきなりかじりつくとヤケドするという事。今回もヤケドして思い出した。

まあ、エビフライがデカイ以外は特にどうということもないカレーですよ。おっさんはエビフライだけでほぼ腹一杯という感じ。両隣のお客さんは中国か台湾の家族でした。

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目当ての用事を済ませ、道庁方面に行くと、テレビ局とラジオ局が赤レンガ前でイベントをしていた。よくわからないアーティストが歌っているが、さすがにプロの歌は上手いと思ったわ。アマとの差だ。

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それにしても明かるいうちからのビールはうまいもんだわ。たまらんね。

知らないアーティストのステージも、さすがに15分ほどで飽きる。なんか、お客さんに向かって「ノッてるかー!」「札幌はそんなもんじゃないだろ〜」みたいな投げかけ、うるせえな!って感じになってくる。無理やり、義務のように盛り上がるしかないというか、盛り上がってあげてるような空気感が、早々と、もういいわって感じになった。

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2杯飲んじゃったよ。札幌クラシックはうまい。

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で、つまらないステージを背に歩き出し、横断歩道を渡ると道庁赤レンガ。チョットわけもなく道庁赤レンガの中に入ってみた。はじめて入った。

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明治21年に建てられたこの歴史ある建物の中は、まさに時空を超える雰囲気があった。なんか、くら~っときた。あ、ビール飲んだからか。いや違う。

高い天井に、赤いジュータン。異常にでかい各部屋の扉。この扉のでかさを見るだけで価値ある。

アメリカ風ネオ・バロック様式のレンガ造り。

当時は、高層建築がほとんど無い時代なので、国内有数の大建築物だったのだ。

これほど優れた明治時代の洋風建築物は極めて希少で、昭和44年(1969年)3月、国から重要文化財の指定を受けた。

数々の展示物も興味深いものだが、この建物自体が圧巻で、すごい文化財だと改めて思った。

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昔ここで偉い人たちが会議をしていたテーブル。

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来場者のほとんどが外国人だった。

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 てっぺんに星があるの見えますか。この赤い星は「五稜星(五光星)」といい、開拓使を象徴するマークとして庁舎や製造品などに使われていた。これは北極星をデザインしたもので、札幌市のがっくり名所の時計台など、同時期に建てられた建物にもついてます。

まあ、とにかくすごい建物ですよ。3連休初日、思いがけない収穫だった。行って良かった!

それと、このトシで、女房と手をつないで歩くのも、いいもんだよ。

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