短い雑記

名乗るほどのものではないオッサンの短い雑記です。含蓄のある事、書けと言えば書けますよ。生存確認用ブログです。

北海道の「焼きそば弁当」をおいしく食べるには

北海道には「やきそば弁当」がある。

「やきそば弁当」を食べたことありますか?意外とうまいんですよ。東京とかにはないんですか?北海道だけ?よく知らんけど。

ぺヤングとかUFOとか一平ちゃんとかいろいろありますけど、私はカップ焼きそばは「やきそば弁当」しか食べたことがありません。
一番おいしく食べる方法をこれから書きます。期待しないでください。

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まず晩ご飯を食べないで寝る。
次の日、朝ご飯を食べないで出勤する。
昼ごはんも食べない。飲まず食わずを頑張って貫く。まあ、水ぐらいは飲んでもいいが。

もう、ほとんど気が狂うくらい腹が減っている。仕事どころではない。
それでもなんとか1日乗り切って、仕事を終える。

車で帰宅途中、空腹のあまりめまいがしてくる。気を付けよう、あぶない。

腹が減り過ぎて、怒りがこみ上げてくる。

竹内まりやの「けんかをやめて」が車のラジオで流れてる。

ただでさえムカつく歌が、この空腹でなおさらむかつく。

改めて歌詞を聞くと、マジでムカつく。

何が私のために争わないでだ、この自意識過剰のブスが!

何がごめんなさいね、私のせいよだコラ!ふざけんなこのド・ブス!!

(ブスって、竹内まりあや河合奈保子のことではありません。仮想の誰かです)

このふざけた女を仮想し、ふざけんな!コラ~!と、一人車の中で大声だして怒鳴ると、少しすっきりしたりして、何とか家につく。

ポケットから鍵を取り出す。腹が減り過ぎて手から落ちる。しゃがんで拾うが、立ち上がるとよろめく。
やっと玄関で靴を脱ぎ部屋にたどり着いた。

部屋の明かりをつける。出かけたときと、そっくりそのままだ。違ってたら怖い。

最後に食事をしたのは昨日の昼飯なんだと思い返す。

よし!やきそば弁当食うぞ〜!

長い長い坂道を今登ったようだ。白いページの中に、柴田まゆみか!って、誰も知らんがな!

やかんに水をいれ、お湯を沸かす。早く沸くように3分の1ぐらい水を入れて、火にかける。

「やきそば弁当」の包装を破り、ふたを開ける。ソースとかやくをとりだす。

何でかやくというのか?爆発するのか?そんなことはどうでもいいい。

はやくお湯、沸いてくれ~!!

ちくしょ~!はやく沸け!!

壁におでこをぶつける。痛くない程度に軽く3・4回。

やっと、沸いた。

かやくを入れ、お湯を注ぐ。乾燥した麺のかすかな香りがする。

あと3分。

部屋に掛けてある時計を見た。中途半端なところに長針がある。ハッキリ3分とわかるところを指していない。

完璧な3分で、完璧な湯切りで、完璧な焼きそばを食べたいのだ。

それにしても長い。こんなに3分って長いのか~!!

 待ちきれない3分が経過した。

さあ、湯切りだ!

ステンレスの流し台にお湯を流す。

ふたを開けソースと青のりをかける。その香りに幸せの予感がする。予感が確信に変わっている。その場で、すぐ混ぜた。白い麺がソースの色に染まって行く。

「ボン!」

湯切りした流し台から突然音がした。

ビックリするやろ!!

ビックリしてやきぞばをひっくり返したらどないすんねん。関西弁になるわ。

まあ、そんな感じでめちゃくちゃ腹が減っているときに食べると格別に美味いはずです。

当たり前だろ!めちゃくちゃ腹減ってりゃ、なに食っても美味いに決まってるわ!

ということで、どうもすいません。だから期待しないでといったのに。

でも、いくら腹が減っていても、2個食べたら、具合悪くなるよ。

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