昨日の昼は妻と用事があり出かけたついでに人気店になっている蕎麦屋に行った。
私はやはり、蕎麦という食べ物自体あまり好きではないのだろうと思う。
ここのそば幌加内のそばが食べれる人気店のひとつで確かに美味し、店主の心意気は感じるよ。ひっきりなしに客が来ている成功店だ。
ということで、オレはやはりラーメンだ。
毎週末はラーメンといういつのもパターンに完全に戻っている。
ここは昭和の時代から好きな店で、今日は味噌ラーメンにした。
ここのしょうゆラーメンも絶品だけど今日は味噌ラーメンの気分だった。
昔ながらでいい。この古臭さが好きだ。
店には私より先に祖母・母・娘の3世代家族が来ていた。
見事に3世代同じ顔をしていた。レスリングの吉田沙保里系。もし男の兄弟がいれば高校時代の松坂大輔という感じ。その家族が会計を済ませる時、
「20年以上前に何度も母ときて、今日は娘を連れてきました。長い間変わりませんね」
と店主に言ったお母さん。
この話し方が柔らくて、優しくて、人間性が出ていた感じだ。なんか感謝の気持ちみたいなのを感じたね。
それに対し店主の奥さんが「ありがとう」と、なんとも言えない心のこもった一言が響いた。
短いやり取りがあって、最後にこの「ありがとう」。
説明はできないが、あんな「ありがとう」って、ほんとよかったな。
そんな大袈裟な話しじゃないけど、ラーメン屋でこんなシーンが見られるなんて思わなかったね。
味噌ラーメンも美味かったし、今日はここにきて良かった。
こんな感じで何気なく感謝を伝えられる女性と、そうは思っていても、伝えることなく立ち去るクールでドS風味の女とどっちが好きかって?そりゃ、オッパイの大きい方だよ。