よりによって、今年一番寒い日に、我が家のストーブが故障。
地元新聞の一面には「全道凍結」という見出し。
そんな日の朝、起きてみるとタイマーでついているはずのストーブに火がついていない。エラー表示が出ている。完全に消えている。部屋は不完全燃焼のいやなニオイが立ち込めていた。
マジか?
死ねってか?
今日は一番寒いんだぞ!
気が付いたのが朝の5時。
地元の代理店が開くのが9時。それも土曜日なので、営業しているかどうか。
悶々としながら、開店時間に電話するも案の定、休み。
手当たり次第業者に連絡するも、「そのエラーはメーカーでないとどうのこうの・・・」
そしてやっと1件「何とかなるかもしれないので、午後になりますが伺います」との返事。電話口ではちょっと頼りない高齢者っぽい感じだったので、大丈夫かこの人?って思ったが、この人に賭けるしかない。
それにしても、今週は猛吹雪のホワイトアウトに、記録的な寒波、毎日難しい人間関係と交渉の連続。寝てもさめても仕事のことで頭がいっぱいの上、親の介護問題。とどめに一番寒い日に暖房の故障。
もし、うつ病だったら自殺してるわ。
「ピンポーン!」
ドアを開けると眼鏡をかけた男が両手に工具を抱え立っていた。思っていたより若い。若いと言っても同年代。だったら、ジジイだろ!って、うるせえよ!
結果、来てくれた甲斐あって、無事復旧した。
結果にコミットする修理屋さんだった。
ホントこういう時は感謝の気持ちでいっぱいになりますね。
凍えた両手に息を吹きかけて、しばれた体をあたためて、生きることがつらいとか、苦しだとかいうまえに、ストーブがなおったので、暖かい部屋で今日もビールを飲もう。
もし今も壊れたままなら、肉体よりも心が凍死してただろう。
同じ北海道でも、ここは陸別町でなくてよかった。でも、ここも朝はマイナス20度以下だったよ。
3連休の初日終了。修理屋さんに感謝!感謝!