仕事の関係で、劇団四季のリトルマーメイドを見に行った。
北海道四季劇場のファイル公演。
この劇場は大通公園の延伸計画で2020年3月に閉館し、建物所有者の竹中工務店は同年8月までに敷地を原状復帰させる。この劇場が取り壊されてなくなるということだ。でも、北海道から劇団四季の公演が撤退するわけではなく、既存の劇場で公演は行われる。
まあ私にとってはどうでもいい話しで、そもそもミュージカルって、どう見てもバカみたいで好きでない。何でもかんでも歌うのがバカみたいだ。もちろんミュージカルはそういうもんだから、そこを言っては身もふたもないが好きになれん。
確かに歌はスゴかった。よくあんなに歌えるなと思うし、異次元にうまいのはわかる。相当練習して作り込んでいることもよくわかる。演技、舞台装置、見せ方、まさに完璧だが、クッソも面白くなく、途中で寝てた。眠くなると、どんな大音響でも寝れるもんだとわかった。
あんな素晴らしい公演をつまらないとはけしからん!
見る資格なし!
行くなバカ!
などと言われても、
三原じゅん子に「恥を知りなさい!」と言われても仕方がない。好きでないものは好きでない。
好きでないものは好きでないというのは絶望的なものでそう簡単には変わらないが、好きでなかったが好きになるということもよくあるから、今回もミュージカルの良さが分かるならいいことだと思って見たが、気がついたら寝てた。あの音響でも寝てた。
今回は仕事でご婦人連中11人を連れて行ったわけで、いろいろ気を遣わねばならず、疲れ切っていたのは確かだが、それにしても眠かった。
嫌いなものを好きになるというのは結構ドラマチックなもので、変化というのは劇的なほどいい。嫌いだった人が一つの出来事で好きになったとか、見直したとかね。もちろん、逆もあるよ。好きだったけど嫌いになったってパターンね。これは悲劇だね。
ちょっとズレるが、人の嫌がることをことをしない。してはいけないって話し。
人の嫌がることをしないというのは、自分がされて嫌なことは人にもしないということで、逆に言えば自分がされてうれしいことは人にしてもうれしいと感じてくれる。でもそう思ったら大間違いで、自分がされて気持ちいいことはお姉ちゃんにしても気持ちいいことだと思ってドン引きれるということもあるので気を付けましょう。これも悲劇だよ。