9月の3連休第1弾が終わりました。
初日は妻とデート。旭川の一大イベントとなった「北の恵み 食べマルシェ」に知り合いがいろいろ出店しているので陣中見舞かねて行った。
昼から飲むビールはやはり最高であった。詳細省略。
2日目は朝7時から仕事。イベントの手伝いというか仕事だ。雨の予報だったが天気に恵まれ、予想外の人出で予定より早く終わる。午後4時前には帰宅できたので、ビール飲みながら本を読んで過ごす。前日より遅いが明るいうちからのビールは美味いのなんの。
最終日は、朝5時から本読んだり、うたた寝して午前中が終わり、昼は「拉麺 鷹の爪」宮前店で「龍の雫」と名付けられたしょうゆラーメンを久しぶりに食べる。
焦がしラードとこの個性的なしょうゆ味がやめられない。私のしょうゆラーメン部門ではトップクラスに君臨する。反論OK!
そして母の見舞いに特養老人ホームに行き、またズドーンと悲しい気持ちになり、散歩した。雨が降ってきたので帰宅。
読みかけの本を読んでいたが飽きて、更新をしていないこのブログを書きながらビールを飲む。いや飲まんくてもいいのだが、なんか知らんけどまた飲んじゃった。アル中ではない。でも、明日からの週はメッチャ忙しいのに大丈夫かオレ。(知らんがな!って聞こえる。)
で、最近読んだ本ということで、忘れないうちに。
「臣女」
この本は、私の好きな札幌の作家の書評をたまたま見て、恋愛小説ということで手にした本だ。確かに深くしみる、間違いなく恋愛小説である。だが、読みながら鼻が曲がる小説である。
妻が自分の浮気 により巨大化するのだ。巨大といっても和田アキ子どころじゃ全然なく、アンドレ・ザ・ジャイアントどころじゃない、その倍以上、巨大化した妻。文中はその妻の巨大で大量のウンコ。巨大妻の糞尿処理に疲弊する主人公。鼻が曲がる小説だが、主人公の妻を可哀相で可哀相で仕方がないという慟哭が読み取れる。これは単なる作り話しではなく現実の夫婦愛のドラマだ。ラストシーンの描写で多くの読者は感傷に浸ることになるはずだ。
「慈雨」
ミステリー小説だがそれを期待して読むと、ちょっと物足りないかもしれん。
この小説は四国八十八か所の巡礼を背景に、退職した刑事の消すことの出来ない心の葛藤を描いている。夫婦愛とロマンに満ちた小説。丁寧な人間描写もよく、読後満足感あり。
最後の解説にうなった。
作品を掴み取る、読みこむ力量はすごい。この解説を書いたのは書店員だ。私はここまで深堀できなかった。最近小説を読むたび思うが、スポーツ新聞で野球の結果を見るような浅い読み方では何も得られないし、書いてあることを読めていない。読む力をもっとつけたいね。そうするともっと小説を楽しめるだろうね。
てことで、ビールのせいもあり、ごちゃごちゃの記事になりました。