今回は真面目な話しちゃうよ。
経済産業省は全く現場を見ていないのだな~。
全国の個人事業主はかなりの割合で65歳以上の高齢者です。70代80代もゴマンといる。
この持続化給付金は、条件を満たせば個人事業は100万円、法人は200万円が給付される制度だが、申請方法が電子申請のみ。紙ベースの申請はない。
これって、爺さん婆さんの個人事業主はかなりハードルの高い申請方法だとわからないのだろうか?
実際、パソコンやスマホを使いこなすことができない人や、メールアドレスさえ持っていない人もいるし、持っていても普段使っていない爺さん婆さんは申請がしたくてもできないのが現実だ。
あんたナニ言ってんだ?
今どき事業をしていて、パソコンもスマホも使えないなんて、そもそも事業やってることになるのか?
それぐらいの最低レベルのスキルもないこと自体が事業主として問題だ!
今の時代そんな普通のことすらできないなら、申請できなくて当然。自分が悪いと考えるべきだ!
というような意見もあるようだが、この緊急事態に何の役にも立たない正論なんかクソくらえだ。
高齢事業主さんには高い壁になっているのが現実なんだ。
仮登録から本登録に進み、証拠書類等はスキャナー取り込みやカメラで撮影して指定されたデータ形式で送らなければならない。そんなこと爺さん婆さん事業主にできるか?
で、経産省は電子申請が困難という人にサポート拠点を置きはじめたが、わざわざそこまで行かなくてはならない、それも完全予約制で。そして、その場でもパソコンの操作や申請は自分でやらなければならないという話。
この制度設計は、爺さん婆さんのことを全く考えていない、不誠実な申請方法だとしか言いようがない。
それを解決するには紙ベースの申請を申請方法に加えるべきだ。それでOKでしょ。
全国にサポート拠点を置いたり人を配置するだけでも時間とコストのロスになるだろうし。
なんでやらないの?バカじゃねえ?
マスコミももっとこの申請方法のハードルの高さを取り上げるべきだ。
申請したくてもできない爺さん婆さん経営者を切って捨てるのか経産省は!?
紙ベースの申請を今すぐできるようにしてよ、安倍総理。
給付金もらう前につぶれるよ!こんな申請方法じゃ。