夢は不思議だ。
全く頭の片隅にもなかったはずなのに以前の部下が夢に出てきた。
あの日のことを思い出した。
彼女はオッパイもお尻も小さかった。顔がなんとなくエロかった。鼻も高く形がいい。そのうえ唇がエロかった。彼女は自分の娘みたいな年齢なので、変な気を起こすことはなかったが、起こすやつは起こすだろう、あの唇と醸し出す雰囲気。私もオッパイとお尻がもっと大きければ変な気が起きたかもしれない。そんなことはどうでもいいけど、彼女の仕事は専門性があって私ができる仕事ではない。またほかのスタッフもできない仕事だ。
そんな彼女の仕事に本部から思わぬダメだしがあって事態がヒートアップした。
彼女は、
「え~!!うそ~、え~!!」
って感じで取り乱していた。
どうした?と聞くと
「明日の10時までに本部に修正して提出って、そんな~」
マジで余裕がない様子。
「明日までって、大丈夫か??」
確かにそれは相当ヘビーな命令だったため、私も動揺した。パニックになり泣き出したらどうしようと思った。対処のしようがない。しかし、なんとかやってもらわないと私も困る。
とにかく私が手伝えることは何一つない。下手に口をはさんでも邪魔くさいだけだろうし、頑張れといって何になる。
仕方ない、歌でも歌うか
♪負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと
ダメになりそうなとき それが一番大事〜って
どれが一番大事やねん??
ってそんな場面じゃない!
彼女はそれでも立ち向かい始めた。
私はただ様子を見るしかなく、手をこまねいていた。
朝8時半にその連絡があってから昼食もとらずに6時間以上格闘していた彼女。
何も助けることができない私はアイスを買ってきた。
ふーって、一息ついたみたいなのでアイスをあげると、すごく喜こんでくれた。
そしてなんとか仕事も無事乗り切ったのだ。アイスってすごいな。
いい薬です。