短い雑記

名乗るほどのものではないオッサンの短い雑記です。含蓄のある事、書けと言えば書けますよ。生存確認用ブログです。

歌詞は文学だね

昨日の夜は竹内まりやの最高音質で提供する動画配信サービスMUSIC/SLASHで『LIVE Turntable Plus』の配信を家族3人で観た。

この配信ライブは2019年発売のアルバム『Turntable』とシングル「旅のつづき」のW購入特典で当選した約2000人が視聴できるものらしかった。妻が当選していたということだ。

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セットリストの他、未公開ライブ映像になり、2014年武道館での「駅」や、人生を歌った壮大なナンバー「人生の扉」(2010年大阪城ホール)、最後はピアノ弾き語りによる「いのちの歌」(2014年大阪城ホール)で終わった。まるでいい映画を見たような充足した感覚になった。

家族と音楽があれば、ただそれだけで幸せだということを強く感じましたね。

改めて聴くと「駅」は小説だね。

何年か前にボブディランがノーベル文学賞を受賞したとき、文学賞?って思った。でも、考えたら、歌詞って文学だわ。「人生の扉」も「いのちの歌」も、その歌詞はまさに文学だ。

文学的歌詞と言えば、中島みゆきはすごいね。

いうまでもなく、糸の歌詞は文学だよね。「なぜ めぐり逢うのかを私たちは なにも知らない」で始まり、最後は「逢うべき糸に 出逢えることを人は 仕合わせと呼びます」。縦の糸はあなた横の糸は私、ってやっぱりすごいよね。

でもそれより、あの名曲「悪女」だね。

「マリコの部屋へ 電話をかけて 男と遊んでる芝居」だよ、マリコという名を冒頭にもって来るあたり文学だな。いや知らんけど。

電話をかけて男と遊んでる芝居をどうやって続けてきたのか?ある意味、特技の持ち主だね。

「土曜でなけりゃ 映画も早い、ホテルのロビーもいつまで居られるわけもない」ってところは孤独を持て余してる姿が浮かび上がる。

「悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になり過ぎる」ってどうしようもなく寂しいってことがわかっちゃうよ。でも、わかってほしい本当の心。切ないね〜。

「悪女になるなら 裸足で夜明けの電車で泣いてから 」って、

たまたま朝早い電車に乗ったとき、裸足で泣いてる女を見たら怖いわ。絶対ヤバイ女だよ。それとも、靴無くしたんかい?居酒屋でだれかあんたの靴間違えて履いて帰ったんかい?

いずれにしても、いい大人なのに裸足で泣いてる女はヤバイ。

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