短い雑記

名乗るほどのものではないオッサンの短い雑記です。含蓄のある事、書けと言えば書けますよ。生存確認用ブログです。

ちあきなおみ「喝采」

平成最後の〇〇という感じで、これからもいろんなことが平成最後のことになる。
平成最後の紅白歌合戦とかね。
私は、紅白歌合戦と言えば「昭和」というイメージなんですよ。
その中でも、ちあきなおみの「喝采」は私が小学生のころの名曲です。


♪あれは3年前、止めるあなた駅に残し、動き始めた汽車に一人飛び乗った~♪
って、危ないよ!
「キーハンター」の千葉真一だって、動き始めた汽車に飛び乗るのは危険だ。
昭和の時代は、女の歌手が想像以上にハードボイルドだったのか。

なお、Wikipediaによると、この曲は当時、ちあきの実体験を元にして作詞されたという触れ込みでプロモーションされたが、実は全くのフィクションであった。実際には前座歌手時代に兄のように慕っていた若手役者が急死した体験を持ち、それと歌詞の内容が偶然似ていたために「実体験」とすることでプロモーションに活かすという戦略をとったといわれている。


ハードボイルドといえば「キーハンター」。野際陽子の「非情のライセンス」だ。
♪恋も夢も望みも捨てて、命かける非情の掟♪って、どんな掟の組織やねん。ブラックすぎる。


そのキーハンターの後、TBSテレビは『バーディー大作戦』という番組があり、そのあとの番組が「Gメン‘75」だ。
1975年ですから、思いっきり昭和。
あの印象的なオープニング。


でも、そこは飛行場ですよ!そんなところ横一列で歩く場所じゃないですよ。ホント危ないですよ。いやいや、なんぼハードボイルドでもダメでしょ。
ということで、エンディングのしまざき由理の「面影」はなんとも雰囲気のある名曲であり、この昭和感にビールがうまい。

なお「面影」は、オリコンチャートで最高6位にランクインし、翌年1976年に入っても番組人気とともにロングヒットとなり140万枚を売り上げた。発売当時、しまざき由理は東京女子体育大学1年次に在学中であったが、収録時にはまだ高校生であったとさ。

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