短い雑記

名乗るほどのものではないオッサンの短い雑記です。含蓄のある事、書けと言えば書けますよ。生存確認用ブログです。

『青春ってすごく密』仙台育英・須江航監督の優勝インタビュー

コロナ禍のあたらしい名言だ。

「青春ってすごく密」。

ホントそうだ。青春は密だ。

「人生に青春以外に何があるというんだね?」

(ラジオびんびん物語より)誰も知らんだろ。絶対知らんだろう。

 

仙台育英の東北勢初の甲子園優勝。

東北勢で言えば、1915年の第1回大会で秋田中が決勝進出。京都二中に敗れ準優勝。

それから104回大会でやっとつかんだ東北勢の優勝。おめでとう仙台育英、おめでとう東北。

とにかく仙台育英・須江航監督の優勝インタビューが印象的だった。

高校入学時からコロナ禍に見舞われた3年生にかけたい言葉を聞かれて、

「入学どころか、多分おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。高校生活っていうのは何て言うか、あの…僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんですね。青春ってすごく密なので。でも、そういうことは全部駄目だ、駄目だと言われて、活動をしていてもどこかでストップがかかって…どこかでいつも止まってしまうような苦しいなかで、でも本当に諦めないでやってくれたこと。でも、それをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて、やっぱり全国の高校生のみんなが、本当によくやってくれて……」

泣ける。

「例えば、今日の下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でも諦めないで、暗い中でも走っていけたので。本当に全ての高校生の努力のたまものが、ただただ最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います」

涙腺がヤバイ、胸にグッとくるインタビューだった。

こういう監督だからこそ頂点に立てたのだと思う。

それにしてもいい2年生が多いので、駒大苫小牧のように2連覇もあり得るかもしれない。

駒大苫小牧により深紅の大優勝旗が初めて津軽海峡を渡った次の年も優勝、その次の年は決勝引き分け再試合の末、準優勝。3年連続決勝進出の偉業。

仙台育英もあるかもしれない。それくらい今の2年生が投打にわたり充実してる。

来年も、仙台育英大阪桐蔭は全国の目標だなこりゃ。

 

「オモイダマ」とビールで泣くのが趣味です。

short.hatenadiary.jp

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