一般的に65歳からの夫婦二人で2000万円必要だという『老後2000万円問題』。
2000万円も必要なのかと不安を多くの国民が抱いている。
逆に言えば、2000万円あれば大丈夫だ。
もしそう勘違いしたら老後破綻になる危険性が高い。
絶対2000万円では足りない。もちろん私の個人的な意見ですが。
まあ、2000万円あれば65歳から受け取る年金とで食って寝るだけの生活なら可能でしょう。
しかし、人間そういうわけにはいかんでしょう。
食って寝るだけの生活をするにしても、65歳以降、必ず家の修繕もある。自動車を買い替えることもあり得る。テレビや冷蔵庫、洗濯機も冷暖房設備などの交換も当然ある。
これだけでもたぶん何百万円とかかるんですよ。
そして予定しなくてはいけないのが医療費。
さらに出産祝い、入学祝い、就職祝いなど子や孫にかかる費用。
もちろん、遊ぶ金は絶対必要だ。せっかくの老後を家で飯食って寝るだけなんてまっぴらごめんだ。
楽しい老後の人生のために旅行代に7桁は必要だろう。
たまには美味しいものを食べたい。
それだけではない、この物価や燃料、電気代の高騰はそれだけで2000万円じゃもう無理のレベルではないでしょうか。
私は少なくても2000万円の倍はないと老後は過ごせないと考えています。65歳の時点で4000万円以上確保すべきです。
私はそう思っています。
そして何より、健康です。
心と体の健康がなければ何億あっても幸せではありませんから。