天海祐希さん主演の『老後の資金がありません』という映画をアマゾンプライムで見た。
私も老後資金の心配をする年頃になりました。
ていうか、念願の定年まであと3か月半。
もう仕事なんかしないぞ~!!60歳で待望のオールサンデー!!
責任とプレッシャーとストレスという3大苦から早く解放されないと、命が無くなりそうです。
本日現在、左の後頭部から首、肩にかけての神経痛がひどく痛いし、組織のとんでもない問題解決に頭を使わないといかんし、トップもバカなら下もバカだし。行政の職員もやる気なしだし。
まあ、それはいいとして、この映画でも言っていたけど、老後2,000万円問題はメッチャ甘い試算で、65歳時点でやっぱりその倍の4,000万円は必要という話もでていた。
私もそう思う。
映画では50代の夫婦の話だが、実際この映画のような出来事が起きると、(倒産とかオレオレ詐欺とかのことだけどね)とても耐えられないわ。映画だから呑気で面白いんだけど。
夫に姑、二人の子供。家族や老後資金の問題を一身に背負って解毒を引き受けている妻は、家族という共同体の中での、沈黙の臓器、まさに肝臓のようだ。
その病気の症状は気づきにくいが、負荷がかかり過ぎるいずれ破綻し家族全体がぶっ壊れるものだが、天海さん演じる妻は破綻ぜず素晴らしいと思った。ウコンをたくさん飲んでいた肝臓のようだ。
天海さんはホントにこういう人柄なのではないかと思ったくらいだ。
結局は60歳を目の前にして貯金が2000万円に満たない状態で楽しく人生をやり直す話だが、実話ならさすがに大丈夫か?と思うけどね。フィクションだからね。
まあ、映画では持ち家を売って、なんか大勢とシェアハウスに住むのだが、それならそんなにお金いらないのか。
10人ぐらいで楽しくワイワイ暮らす。お金がなくても寂しくなく楽しい毎日。
てなわけにいかないって。実在しない夢物語だって。
ホントに他人同士が上手くもめごとなく長く楽しい関係が維持できるかっての。
まいいや。何の話だ。
そうそう、老後はカネ。カネが一番の頼り。カネがない老後は野垂れ死にしかありません。
カネがないと、60過ぎても働かないといけませんよね。