スポニチで連載しているんだが、良い読み物なので保存しておこうと思いました。
金言シリーズで思うのは、この矢沢が持っているスピリットを私たちはほぼほぼ持ち合わせていないから、あこがれるし感心すると思う。
みんなが当たり前に持っているものなら金言にもならんしね。
すべての実話に自分ではまねできないものがあるからこの人の生きざまに惹かれるのだと思う。
まあ私は矢沢とともに生きてきたと自負する何十年来のファンととは違うのでファン面する気は全くありませんが、自伝というか、読む実話として興味深い人物だし、真のプロフェッショナルだとそりゃ私でも思います。
やっぱり、矢沢の人生の突破力がどんな本読むよりためになると思います。
(金言(1)切り取り)
自分が何が欲しいのか明確にし、それを具体化させ、実際に言っちゃうことで逃れられないようにし、自己暗示のように何度も言って自分を奮い立たせるんだ」
(金言(2)切り取り)
あの頃の僕は、ビートルズの歌はなんでいいんだろうって、いつも考えていた。探して調べて、出てきた答えが「哀愁」だった。
(金言(3)切り取り)
誰からもなめられない人間になりたい、自分で何でもできる男になりたい、誰にも負い目なく“開けたい扉”を自分自身の力で開けられる人になりたかった。
(金言(4)切り取り)
俺のファンってホントに熱い!と。ヒット曲飛ばしてテレビにボコボコ出たのを見てファンになりましたっていうのと違うのよ。
(金言(5)切り取り)
ビートルズが教えてくれたのは音楽で成功することだから。
人生は「成功と自立」がリンクしていなければダメだ。誰かに頼ると、そこが弱点になるから――。
(金言(6)切り取り)
「金は入った。名前も手にした。だけど、寂しさは残った」
ミュージシャンとしての自負ばかり大きくなっていて「矢沢お前、芸能人だよ」という当たり前のことを見失っていた。
(金言(7)切り取り)
日本のスーパースター?だから何?で終わりよ。ブチのめされたね。本当!
「てめぇの人生なんだから。てめぇで走れ」。矢沢が昔から言ってる、この言葉は自己暗示でもあったんだ。
大事なことは待ってても、誰もやってくれないよ。何歳になっても波は自分で起こすんだ――。