短い雑記

名乗るほどのものではないオッサンの短い雑記です。含蓄のある事、書けと言えば書けますよ。生存確認用ブログです。

読書

『社長失格』ベンチャー起業、必読の一冊

本を読むまで、板倉雄一郎さんについて詳しく知らなかったのですが、かつてはITのベンチャー企業で知らない人はいないくらい有名な方だったようです。彼は孫正義さんや堀江貴文さんの世代に属する方でした。本書では、彼が「社長」としての当事者として、ま…

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

ちょっと高い本です。 ピダハン語を話す人たちの生活と文化のみならず、それに関わった著者自身の人生も重ね合わせながら言語の起源を語っています。従って、「文化史」「個人史」の両面から言語の持つ意味(主としてコミュニケーション手段としての)がリア…

1年で「億り人』になる ケタ違いの資産家に教わった「現物出資」の破壊力

まあ、面白い本でした。 昨日、一気読み。 でも、この歳で読んでも遅かった感があるが、たとえ若い時に読んでも私が「億り人」なれただろうか? 多分この本を読んで、実践し、本当に「億り人」になる人は1%もいないでしょうね。 まあそれが「億り人」にな…

百田尚樹の禁断の中国史はヤバイ!

「生きてこそ」という映画がある。 これは衝撃的だった。 実話の映画化。 ウルグアイのラクビー・チームを乗せた飛行機が雪に閉ざされたアンデス山脈に墜落。生存者たちは生還するために究極の手段を選ばざるをえなくなる。 その究極の手段が、中国では3000…

最近読んだ3冊の本

本日は足元も悪い中お越しいただいてありがとうございます。 しかし、とくに書くネタもないので、最近読んだ本のことでも書きます。 ①まさきとしか著「あの日、君は何をした」 これはすごいね。こんな話の設計ができるなんてプロはすごいなと感心した。 2部…

つめたいよるに

今週も疲れたね。火曜日はアホみたいに雪が降って雪崩、通行止めもあり、仕事上大きな影響を受けましたよ。殺人的な降雪は、ホントに冬という季節はこの世から消えてなくなり、雪には死んでもらうしかないと本気で思いました。富良野のメロン農家ではビニー…

最近読んだ本で面白かった本

いつもくだらないことしか書いてないので、少しは実の出る話 ではなく実のある話を書こうかなと思いましたが、とくにないので先月読んだ本を短く紹介して、あいさつに代えたいと思います。本日はどうもありがとうございました。 まず始めは中山七里著、「ヒ…

99%の人が気づいていないお金の正体。一度考える機会になった。

あれほど買うことが困難だったマスクも今ではだいぶ店頭で買えるようになりました。マスクが買えなかった頃は、いくらお金があってもモノがなければ手に入らない。そんな当たり前のことを思い知ったことで、お金の価値って何だ?と一度考える機会になった。 …

ドキュメント宇宙飛行士選抜試験 何があっても折れない心

今回のゴールデンウイークは、私の場合5月2日から今日までの9連休でした。 明日から仕事って、急に荒波の大航海に出るような気分になっております。海賊王にオレはなる!という前向きな気持ちもありませんが。 いまさら、何になろうとか、あんなふうにな…

川端康成の「眠れる美女」を読んでしまった

今日から中国の春節が始まり、新型コロナウイルスが日本でも感染拡大しないか心配で心配で、食べ物しかのどを通りません。 そんな緊急事態に「人生を狂わす名著50」という本の中で紹介されている作品を片っ端から読むという企画を今月から始めました。 と…

つまらない人間とは「自分の内面を語る人」

いつものようにご無沙汰しております。 私は人間的に欠落しているので、根本的に周りの人は全員自分よりちょっと不幸であってくれと思ってる節があるあなたと同じです。 まあ、そんなことどうでもいいんだけど。 最近買ってよかったと思う本にこう書いていて…

カレーの味なんか全く分からんかったわ!

昨日のラグビーは仕事のためリアルタイムで見ることができなかった。 録画をしておいたのを10時過ぎに帰宅し見た。 ちょうど試合は車で帰る片道2時間半の時にやっていた。5人でとある会合に行ったわけだが、帰宅までの間、情報を遮断し、ラグビーの結果…

旭川プチハウス シズリングビーナス美味し

秋の日曜日、昨日のラグビーワールドカップから一夜あけ、飲み過ぎたせいで頭が痛いが、午前中は静かに本を読んではうたた寝し、また本を読んで、うたた寝し、のどの調子が悪くなった。左ののどの奥というか、気管支の入り口あたりが痛痒いような違和感がつ…

9月の3連休と最近読んだ本②

9月の3連休第1弾が終わりました。 初日は妻とデート。旭川の一大イベントとなった「北の恵み 食べマルシェ」に知り合いがいろいろ出店しているので陣中見舞かねて行った。 昼から飲むビールはやはり最高であった。詳細省略。 2日目は朝7時から仕事。イ…

「七十歳死亡法案、可決」マジか?

先週、札幌出張があり、帰り札幌駅の書店で買った。すごいタイトルの本だなこりゃと思い、買ってみたのだ。 私も予てより人間は、いや日本人は長生きしすぎだと思っていた。誰もがピンピンコロリならいいだろうが、現実そんなことはあり得ない。 たまにテレ…

門田隆将著「新聞という病」

朝5時前に起きた時から大雨で、こりゃいい読書日和だという気がしたが、昼から晴れてクソ暑い真夏の状態になった。日差しが戻り、やらなければならないこと、行かなければならないところ、読まなければならないもの、すべてやり終え嫁とデート。 こりゃ、美…

最近読んだ本①

最近読んだ本をざっと紹介。 毎月10冊以上は買ってしまう。本屋が好きで、行くたび2~3冊必ず買ってしまうので、読むのが全然追いつかない。全部読んでから買えや!って感じですがいつもその繰り返し。年間何十万かかっていることか。 たまに本のこと書く…

この年になっても、何かがわかるということが楽しい

今年の京都大学の卒業式で学部代表になったのが、62歳のオッサンだ。 そのオッサンがこう言っていた。 「この年になっても、何かが分かるということが楽しい」 これホントそう思うんだよね。 最近、昔のように飲みに行くこともなければ、べつに人と一緒に…

七つの会議「朝倉あき」がよかった

べつにヒマだから映画を見に行ったわけではない。 しかし、この映画を見たいという事前の目的があったわけでもない。 本屋に行き、昼飯と次の予定の間に時間が空き、その隙間にピタリとパズルのピースがハマるように映画「七つの会議」の上映をやっていた。…

すしざんまいが3億3360万円で競り落とす

もう正月休みは終わりました。イヤ、まだ2日あるじゃん。 イヤ、もうただの土日です。 新年の仕事始めが月曜日という最強のスタートで、今からやる気満々です。もちろんウソですけど。 この正月休みは、酒と読書でだいぶ費やしました。 特にこの本は話題に…

その先の道に消える

舞い落ちてきた雪の華が、窓の外ずっと、降りやむことを知らずに、僕らの町を染める。って、冗談じゃないよ、とうとう冬本番だよ。 雪と冬がこの世になければいい。 窓の外を見ながらいつも思う冬大嫌いのオッサンです。 北海道に住んでいながら、冬が大嫌い…

北方領土問題

Q:北方領土問題が解決するでしょうか? A:知らん! ということで、先週土曜日は札幌の大学に通っている息子と再会。嫁と息子と妹と姪っ子4人で嵐のコンサート。年に一度の嫁の楽しみ。朝早く車で旭川を出発し、コンサートの前、嵐のグッズ販売につき合わさ…

大阪桐蔭の根尾君が読んでいる本

大阪桐蔭の根尾君が読んでいる本ということで報道されたとたん、アマゾンでランクインした。 根尾君は、言うまでもなく世代ナンバーワンの選手だが、頭の方もものすごくいいのだ。 野球だけでない、人間としての磨き上げがすごいのだ。 彼が読んでる本がいき…

働きたくないけどお金は欲しい

最近の相談はビジネスの話だけではなく、夫婦間の話も多い。家族のこととか。 知り合いの奥さん、出産後20キロも太ってしまい、夫からデブはムリと言われて、離婚したいと言っていた。 まあ、相談というより、愚痴を聞かされた感じだが、見たところ、あんた…

レキシントンの幽霊

今日はうまいぐわいに天気が悪く、我が町は寒くて小雨が降っていた。 こんな日に、外ですることは何一つなく、散歩すらする気にならず、昨日3冊買った本のうちの1冊を読んだ。 レキシントンの幽霊。 なんでこの本を買ったのか自分でもわからないが、適当な…

「痴人の愛」谷崎潤一郎を読んだ。面白いよ。

先日、私にとっては来るべき時が来たという感じで、人事異動の内示があった。3度目の異動だ。ことの詳細は書いても人にはわかるはずもない私の仕事のことなので書きませんが、まあ、めんどくさい話です。今のところがけっこう気に入っていたので、気分はへ…

カズオ・イシグロ「日の名残り」貴重な一冊となる

読みましたよ。いい作品でした。 カズオ・イシグロ氏。恥ずかしながら、今年のノーベル文学賞を受賞したことで知りました。それまで知りませんでした。 ノーベル文学賞受賞がニュースとなったとき、早速アマゾンんで購入。代表作ということなのでとにかく読…

カズオ・イシグロ「日の名残り」届く

読書の秋。 いや、わが町はもうすぐ冬です。初雪も降りました。今朝は今シーズン初の氷点下でした。 本が好きなんですが、読んでもホント忘れるんですよね。読んでも読んでも次から次と忘れてしまう。面白かった本だということは覚えているけど。せっかく読…

「ボクたちはみんな大人になれなかった」燃え殻 読んだよ

昨日、この本を知り、さっそく買って読んだ。 テレビ業界の過酷さとアングラさのハードボイルド感もあるし、叙情的な文章はホント、ガーサス。ガーサスです。なんか、泣ける。 おっさんには青春時代が蘇ってきたような部分もあるし、出会いと別れの人生がそ…

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